■ドメーヌ・ド・ラ・ルノディー（Domaine de la Renaudie）
AOPトゥーレーヌに13ha、AOPトゥーレーヌ・シュナンソーに17haの畑を有する家族経営のワイナリー。
小石で表面をおおわれた珪質粘土質の土壌は日中は太陽の熱を捕らえ、夜間に放出します。
大陸性の傾向を持つ温暖な気候と相まって、ブドウの熟成に有利に働き、アロマたっぷりの果実を収穫できます。
農業省が認定する環境認証「Terra Vitis」に沿った生産を行っており、
天然資源の保護はもちろん労働者、ワインを飲む人すべての健康への配慮も欠かせません。
ロワール渓谷のテロワールを生かし、そこの人の努力が加わることで豊かで丸みがあり、
力強くも優雅さに満ちたワインが完成します。


(写真はルノディーファミリー）

地域に昔からある古いブドウ品種、コット（マルベック）100％のロゼワイン。
ドメーヌ・ド・ラ・ルノディーの初代当主アルバート・デニスのお気に入りのブドウ品種。
アルバート氏は現当主の祖父にあたりますが、
祖父の名前をワインにつけ、彼の姿が描かれたラベルよりあたたかな敬意を感じます。
ハッとする鮮やかな赤い果実の香り、やわらかな味わいが特徴。
肉料理にも合いやすく、果実の香りがデザートにも合うので非常に柔軟性があり便利な１本です。

セラーに届いたブドウはすみやかにプレス。
その後上質なマストのみを厳選し24時間寝かせます。
澄んだ果汁だけを選別しステンレスタンクにて発酵（温度は15-20℃）。
数回澱引きをし、珪藻土のみを使用したフィルターを通しボトリング。

飲み頃温度は10〜12℃。
あまり寝かせずフレッシュな状態を楽しむ早飲みがおすすめです。

アペリティフやシャルキュトリー。グリルした肉料理、白身肉に特によく合います。
ベリーなど赤い果実を使用したデザート、ブラックチョコレートとも相性がいいです。
スタッフのおすすめはベリーのタルト、あんこ、みそモツ鍋。