淡い麦わら色。白い花の繊細なアロマとフルーティーなノートを兼ね備えており、
中でも柑橘の香りが際立っています。
シトラスやオレンジの花、そしてタイムやセージといったハーブの香りが交差。
口当たりはフレッシュで滑らか。繊細な鮮度を心地よく楽しむ早飲みタイプの白ワインです。


未来のために、ドンナフガータの取り組み
ダマリーノは2022年ヴィンテージからノマコルク・オーシャン（Nomacorc Ocean）を採用しています。
ノマコルク・オーシャンとは海岸から約50km以内の内陸部に廃棄されている
プラスチックごみを原料とした作られた再生コルク。
このコルクを使用した世界で初めてのワインがダマリーノです。

「私たちシチリア人にとって、海は陸地と同じくらい神聖なもの」、
持続可能なワイン造りを目指すドンナフガータでは
ノマコルク・オーシャンをほかのワインにも採用していくことを宣言しています。
※白ワイン「リゲア」も2023年ヴィンテージよりノマコルク・オーシャンが使用されています。


シチリア カパーチのビーチで行われたゴミ拾い。中央の青いパーカーがドンナフガータCEOのジョゼ。
この日は皆とともにダマリーノで乾杯をして締めくくりました。

■畑情報
シチリア島南西部、コンテッサ・エンテリーナ・エステートとその周辺地域。
標高200〜400ｍの丘陵地。土壌はpH7.5〜7.9の弱アルカリ性、
栄養素(カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、マンガン、亜鉛)が豊富です。
石灰質が20〜35％の粘土質ローム土壌。
冬は寒さは穏やかで夏は乾燥して爽やか。昼と夜の気温差は激しめ。
母枝を短かく剪定するコルドン剪定。１つの樹に対して6〜10個の芽を残します。
1haあたりの植樹は4,500〜6,000本。収穫量は80〜90キンタルです。

■醸造方法
ブドウの収穫は8月後半〜9月にかけて。
14〜16℃で発酵させ、ステンレスタンクで2ヶ月熟成。
その後瓶内で少なくとも2ヶ月熟成させて仕上げます。
●アルコール度数12％


（コンテッサ・エンテリーナの醸造所と畑。ここには太陽光発電システムを2つ設置しています）

真っ青な海を背景に、麦わら帽子をかぶった女性。
麦わら帽子には花や果物がこぼれんばかりに。これらはダマリーノに潜む様々な香りのヒントで、アーティストのステファノ・ヴィターレがみずみずしく魅力的に描き上げました。
どこにいてもダマリーノはあなたを美しい海へと運んでくれます。

飲み頃温度は十分に冷やして9〜11℃で。グラスの大きさが中型、飲む直前の抜栓がおすすめ。
フレッシュさを味わうためリリースから2〜3年以内が飲み頃です。

食前酒として最適です。前菜全般。シーフード、アクアパッツァとも。
デイリーワインやランチワインとして気軽に。夏のディナーにもおすすめです。

■ドンナフガータ(DONNAFUGATA）
1983年設立 イタリア シチリア島のワイナリー。170年以上にわたり高級ワインを手掛けてきたファミリーの４代目ジャコモ・ラッロとシチリア島のブドウ栽培のパイオニアである妻ガブリエラによって設立され、現在は彼らの娘ジョゼと息子アントニオが中心となり、洗練された高品質なワインをリリースしています。
シチリア独特のテロワール、歴史や文化が落とし込まれたワインは画家ステファノ・ヴィターレが描いた美しいラベルをまとってリリース。ほかにはない存在感でイタリアのみならず世界中から愛されています。
ドンナフガータ公式ホームページ（イタリア語・英語ほか）


（左からジョゼ、ガブリエラ、アントニオ）