ワイングラスに注がれる白ワイン

カレーとワインのペアリング実験

カリテ・エ・プリが輸入している「ジョルジュ・キャノン」社のハーブティー「ダルヤ」とカレーメーカー ベル食品工業株式会社様(https://shop.bellsyokuhin.co.jp/の出会いから生まれた「フランス産有機ハーブ出汁ダルヤと紅茶鴨の薫るスープカレー」、そして「BELL YELL CURRY スープカレー」。

このカレーをもっと美味しく!もっと楽しく!味わっていただくために、前代未聞(?)のワイン×カレーのペアリングをカリテスタッフ全員で試してみました。

やる気満々でスタンバイ

1)カレーとのペアリングのコツ

弊社ソムリエの山脇いわく、カレーのようにスパイスの効いた料理にワインを合わせるポイントは2つ!

1つめは「辛い」の反対の「甘い」ワインを選択すること。ワインの甘みがカレーの辛みをやわらげてマイルドに調和させます。そして2つめのは「スパイス」に対して「スパイス」をぶつけて同調させること。

この甘さとスパイス感をもっているブドウ品種はずばり「ゲヴェルツトラミネール」!とヤマを張り、3月初旬にペアリングテストを行いました。

2)ペアリング開始!

カリテ・エ・プリが輸入しているゲヴェルツトラミネール100%の白ワインは2つ。

シャトー・ギュエリーの「コンセイユ・ゲヴェルツトラミネールBIO」とジョン・ベッカーの「アルザス・ゲヴェルツトラミネール BIO」です。

前者はフランス南部の暖かなラングドック産、後者はドイツとの国境近くの寒いアルザス産でいずれも白胡椒のようなスパイス感とブドウの甘みがあります。期待できますね。

左:コンセイユ・ゲヴェルツトラミネールBIO 税込2,640円  右:アルザス・ゲヴェルツトラミネール BIO 税込4,400円

コンセイユ・ゲヴェルツトラミネールBIO」はシャープな酸があり一見辛口、ですが温度が上がるにつれブドウの甘みが出てきます。「アルザス・ゲヴェルツトラミネール BIO」は一口目から感じる芳醇な甘み。

どちらも非常によいのですが「アルザス・ゲヴェルツトラミネール BIO」の、すべての辛みを受け止めるという包容力=カレー3種全部に合うという点で軍配が上がりました。

白ワインは甘いよりも辛口派だなという方には「コンセイユ・ゲヴェルツトラミネールBIO」がおすすめ。辛口であるためにチーズやクリームの甘みを感じる「黒トリュフとパルメザンチーズのホワイトスープカレー」にドンピシャでした!

■黒トリュフとパルメザンチーズのホワイトスープカレー

(スープカレーの域を超えた、クリームソースのような濃厚な味わいが病みつき。これでパンが永遠に食べられます)

もう少しワインに甘みを持たせてみようと「ル・プティ ザンク」もお試し。

これは南仏の地葡萄3種のブレンドで、それぞれ遅摘みの果実を使用して甘みを残したつくりをしています。これもいい感じなのですがゲヴェルツトラミネールのスパイス感は捨てがたい。「アルザス・ゲヴェルツトラミネール BIO」は4,000円台で「ル・プティ ザンク」は3,000円台なので価格で決めてもいいでしょう。甘口ワインがお好きな方はこちらもぜひ検討してください。

ル・プティ ザンク 税込3,190 円

ペアリングテストは続きます。

シュワシュワ&ブドウの甘みでチョイスした「プロセッコ エクストラ・ドライ」。イタリアの辛口スパークリングワインですがブドウの良さを感じるやわらかい甘みがあります。カレーの辛みをうまく流し、すっきりとした正解のペアリング!いい感じです。

プロセッコ エクストラ・ドライ 税込2,750 円

万能ワインの点でいうなればスパークリングに次いでロゼは外せない。白ワインと赤ワインのいいとこどりなのはもちろんですが、ロゼ自体が唐辛子などの香辛料と相性が良いのでカリテでは中華料理、エスニック料理のお店にロゼを積極的におすすめしています。

今回はラングドック、海近くの「ヨズ ガゼル・ロゼ」もセレクト。シャキッとしたミネラルと酸、辛口仕立てですが苺キャンディーのようなチャーミングな甘みも感じます。どのカレーともよく合いました。

ヨズ ガゼル・ロゼ 税込2,310 円

変わり種、ソーヴィニヨン・ブラン100%のオレンジワイン「アンバー・ワイン・オレンジ ”ラ・フェスタ” BIO」。オレンジワインは白ワインの仲間ではありますが、ブドウの果皮も一緒に醸してつくるため、果皮由来の風味や味わいが加わり表情豊かな仕上がりとなります。この表情豊かさゆえにお料理のストライクゾーンが広く、中でも「旨味」の要素とよく合う!和食とのペアリングはもってこいなんですね。

ハーブティー「ダルヤ」で出汁を取って野菜の甘味とあわせた「フランス産有機ハーブ出汁ダルヤと紅茶鴨の薫るスープカレー」はまさに旨味そのもの。最高の相性を見せてくれました!

【オレンジワイン】アンバー・ワイン・オレンジ「ラ・フェスタ」BIO 税込3,850円

■フランス産有機ハーブ出汁ダルヤと紅茶鴨の薫るスープカレー

(ハーブティーで出汁をとるという斬新なスープカレー。野菜の甘みも加わって非常に美味しい!カロリーも低くて女子に嬉しい!)

最後に赤ワイン好きさんに向けて赤ワインも1本。

実はカレーと赤ワインはなかなかに難しい組み合わせとなります。カレーは「強い」印象がありますがいろんな野菜とスパイスが複雑に構成されてできあがる「繊細」なものです。赤ワインの特徴は渋味ですが渋味が強ければカレーに勝ちすぎて嫌な味わいが残り、弱すぎればペアリングする意味がない。ちょうどいい果実味と厚み、酸と渋みはまろやかなものをと選んだのが「アペロ・ノーツ」でした。

アペロ・ノーツ 税込2,970円

南仏の地葡萄タナを使用したマディランワインです。マディランワイン=濃くて強い、というイメージを払拭するべく生まれたネオ・マディランであり、品種由来のしっかりさを遠くに感じながらフレッシュでやわらか。

カレー3種に負けず勝ちすぎずうまく寄り添ってくれましたが中でも「牛肉とブラックオリーブのスパイシートマトスープカレー」と相性は抜群!ワインの造り手は「アペリティフとぜひあわせて」と言っていましたがアペリティフのひとつにオリーブもありますよね。オリーブをきっかけに出会い、トマトの酸味とワインの酸味が引き合い、実によいペアリングでした。

■牛肉とブラックオリーブのスパイシートマトスープカレー

(思ったよりも辛い!でもその辛さが病みつき。具材のアクセントもあってまた一口と食べたくなる)

3)結果発表!

いずれもいいペアリングを見せてくれましたが【カレー3種のセット】にどれか【ワインを1本】選ぶなら、つまりどのカレーにもバランスよく合うワインという点で、優勝は予想通りのゲヴェルツトラミネールの「アルザス・ゲヴェルツトラミネール BIO」!次点でスパークリングの「プロセッコ エクストラ・ドライ」、ロゼワイン「ヨズ ガゼル・ロゼ」となりました。

今回はカレーと合わせましたがカレー以外のスパイシーなお料理、韓国料理や中華料理にもこのテクニックは使えます。上記のワイン、ぜひ覚えて帰って(?)ください。

今回選んだ3つのワインとカレーを組み合わせたセットをつくりましたので、皆様もご自宅でぜひペアリング体験をしてみてくださいね。グルメな方へのプレゼントにもぴったりです!

■BELL YELL CURRYスープカレーとワインのペアリングセット商品一覧

https://shop.qualite.co.jp/shopbrand/ct353

※表記価格は2026年3月時点のものです

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